NEWS お知らせ

2025年度 第25回企業家賞

企業家賞受賞式

【授賞式概要】

日 時: 2025年11月18日(火)

会 場: 日本記者クラブ(東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル10階)

16:00 開会あいさつ
16:10~16:40 次世代企業家支援「アビエイター」の発表
17:00~18:45 「第2回企業家レジェンド大賞授賞式」

参加は無料ですが、事前にお申し込みが必要です。

受付時名刺を一枚いただきますのでご用意をお願いいたします。

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「企業家賞25周年記念大会開催決定」

「企業家賞第25周年記念授賞式」を2025年11月18日(火)、日比谷のプレスセンターホールで開催することを決定しました。企業家賞は1999年の第1回開催以来、これまでに136人の受賞者を輩出。企業家大賞にはエイチ・アイ・エスの澤田秀雄社長、ファーストリテイリング柳井正社長、ソフトバンク孫正義社長ら、日本を代表する企業家が受賞しています。

20周年記念大会ではレジェンド大賞として、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長、ソフトバンクの孫正義会長兼社長が受賞されました。

今年は25周年記念大会として、柳井社長、孫社長に続くレジェンド大賞に、エイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄氏と、ジャパネットたかた創業者の髙田明氏が選出されました。

2018年の20周年記念大会から7年、コロナ禍での休会を経て、ようやく25周年を開催できることを感謝致します。                     

 (企業家倶楽部 副編集長 三浦千佳子)



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20周年でレジェンド大賞を受賞した柳井正氏と孫正義氏とプレゼンターの髙田明氏

2025年 企業家レジェンド大賞

2025年 企業家レジェンド大賞

ジャパネットたかた創業者 髙田 明 様

【プロフィール】

1948年長崎県生まれ。大阪経済大学卒業後、機械メーカーを経て74 年、故郷平戸へUターン、父親が経営するカメラ店へ入社。86 年分離独立。90年ラジオショッピングを期に全国へネットワークを広げ、その後テレビ 、チラシ・カタログなどの紙媒体、インターネットや携帯サイトなどでの通販事業を展開。自らMCとして出演、その説得力のある伝え方で、ジャバネットたかたを日本一の通販会社に成長させた。2013年に過去最高益を達成後、2015年66歳で社長を引退。同年A andLive を設立、年間100本以上講演するなど活躍し続けている。14年第16 回企業家大賞受賞。


【受賞理由】

地方のカメラ店からスタート、自らMCとして出演。その卓越した「伝える力」で、お茶の間と繋がり、通販という新しいビジネスモデルを確立しました。2013年テレビの売り上げが1/20に落ち込んだ時、過去最高益を出さなければ社長を辞すと宣言。社内一丸となってのチャレンジで、見事最高益を達成。翌2015年にご子息に社長の座を譲り、以降は一切口出しせず、最も成功した事業承継と称えられています。現在は「今を生きる」をテーマに全国で講演活動を実施。その真摯な姿勢とプレゼン力、人間力が評価されました。

 

2025年 企業家レジェンド大賞

2025年 企業家レジェンド大賞

エイチ・アイ・エス創業者 澤田 秀雄 様

【プロフィール】

1951年大阪府生まれ。高校卒業後、旧西ドイツマインツ大学に留学。80年インターナショナルツアーズ(現エイチ・アイ・エス)を設立、格安航空券を販売。95年株式を店頭公開。96年スカイマークエアラインズを設立、98年新規参入を果たす。99年協立証券を買収し、エイチ・アイ・エス証券(現エイチ・エス証券)を設立。2004年6月エイチ・アイ・エス会長。モンゴル銀行、ウォーターマークホテルを展開する。10年4月ハウステンボス社長就任。16年エイチ・アイ・エス会長兼社長就任。99年第1回企業家大賞を受賞。長年企業家賞審査委員長を務める。



【受賞理由】

1980年代、当時高価だった海外旅行を、格安航空券を販売することで旅行業界を変革。スカイマークを立ち上げ、航空会社に参入。また誰も成し得なかった「ハウステンボス」の再生をわずか半年で黒字化するなど、敏腕経営者としての経営手腕に定評があります。「難しいことほど挑戦したくなる」というチャレンジ精神で、常に新しい分野に突き進む姿勢は永遠のベンチャーの名に相応しい。その飽くなきチャレンジ精神と情熱、実行力が評価されました。

 

プレゼンターは長く企業家賞審査委員を務めていただいた

一橋大学 米倉誠一郎名誉教授です

協賛企業

協賛企業

■20周年記念大会では柳井正氏と孫正義氏がレジェンド大賞を受賞


20周年大会は2018年4月16日に開催しました。レジェンド大賞は、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長、ソフトバンクの孫正義会長兼社長が受賞されました。その時のスピーチがあまりに素晴らしく、伝説のスピーチとして多くの人々の記憶に刻まれました。その要約をお伝えしましょう。

まずは孫正義社長が登壇

■20周年記念大会では柳井正氏と孫正義氏がレジェンド大賞を受賞

■企業家はホラを吹け
日本語では「ホラ」と言いますが、英語に直すと「ビジョン」となり、急にカッコ良くなる。企業家は公務員やサラリーマンとは違うから、決められたものをなぞっても何も楽しくない。世の中に無いもの、自分が思い描く夢を大いに語る。それを聞いて「なるほど、面白い」と思った仲間が1人集まり2人集まり、いつの間にか群れになる。

理念が一番大事
 日本では大ボラを吹くことを美徳としない風習があり、長らく大将を育てる教育をやってこなかった。中国は何千年の歴史の中で大将を育てる教育思想がある。大将というのは大きな理念を述べて、ビジョンを抱いて、どう攻めるのかという具体的な戦略を練り、考え出した戦い方が戦術になる。
一番大事なのは理念です。次にビジョン、3番目に戦略、4番目は戦術です。そして5番目に来るのが計画です。
 企業家は大将として事を起こしていくべきです。達成できるか分からなくても、まず最初に「天下をひっくり返す」、「世の中を変えるんだ」、「人々の生きていく社会を良くするんだ」という強い想い、理念が大切です。私利私欲や個人の夢を超えた、多くの人の夢を満たすもの。それが理念です。
熱く輝くこのはちきれんばかりの想いが理念としてあり、そのためなら命を捨てても良い。ただ、理念だけでは事は達成できないので10年後、20年後、30年後に達成すべき事柄を具体的にビジョンとして、細かく描ける能力が必要です。

桃太郎から経営の本質を学ぶ
 桃太郎の昔話を思い起こしてみてください。桃太郎は平和という理念の下に、鬼ヶ島の鬼を退治するというビジョンを掲げ、イヌ、キジ、サルを連れて行くという戦略を練ります。そして「付いて来るならきびだんごをあげよう」というインセンティブを与える戦術に繋がるのです。
 5歳の時に桃太郎の話を聞いて、僕は幼稚園で打ち震えました。「すごい きびだんごが欲しい!」 5歳でも分かるような「理念」、「ビジョン」、「戦略」、「戦術」、そして「計画」の話が、こんな身近にあったのです。
今日ここに集まっているのは、企業家の皆さんですよね。「志」と「理念」を掲げる経営者の皆さんを一生懸命鼓舞する企業家倶楽部があって、その集まりということで、僕は嬉しくてつい喋ってしまいました。本日はありがとうございました」。

続いて柳井正社長が登壇、語りだした。

■企業家は世界を変えるために存在する

 孫さんはスピーチで一発かましましたが、私は至ってまともな話をします(笑)。
私もよく、孫さんと同じようにホラ吹きと言われますが、あくまで正論を言っているつもりです。今回企業家レジェンド大賞を受賞し、世間に認めていただいたと感謝しています。

炭鉱の町が原点
 私は、45年間トップとして会社を経営してきました。何とか潰れずにここまで来られた背景には、私の生い立ちが影響しています。私は、山口県宇部市という石炭の街で生まれ育ちました。実家は駅前商店街の洋服屋です。石炭産業が全盛期の時は景気が良く、その商店街も非常に繁盛しておりました。
 しかし、1960年代に入るとエネルギーの主流が石炭から石油に代わり、炭鉱自体が立ち行かなくなりました。その時「どんなに栄えた産業でもダメになるのだな」と感じました。商店街もシャッター通りになってしまったのです。
 私はその宇部市で育って、東京の大学に進学し、広島に一号店を出して、ユニクロの展開を始めました。東京に進出、そこからグローバル展開を果たしました。

全てのことは変わる
「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」という社是の下、45年間奮闘した結果、私たちは生き残り、世界展開を果たしました。
 以前、有名なお坊さんから「諸行無常」は英語にすると「Everything is changing 」であると聞きました。まさにその通りで、全てのことは変わるのです。その中で生き残るためにどうすればいいのか。
私は、企業家精神をもってイノベーションに取り組むと同時に、お客様から有益な情報を聞いて、反対にお客様に有益な情報を届け、顧客を創造し、お客様にファンになってもらう、そういうことが一番大事だと思います。
 その根本があれば、どんな世の中になっても、世界中どこでも生き残れるでしょう。お客様のニーズを把握し、それに応えファンになってもらうためのコアの部分を叶えてくれる手段が、ビッグデータであり、AIであり、インターネットの領域であると思います。
 私はそういった精神を持ち、世の中を変えていこうと思っています。企業家は世界を変えるために存在するのです。世界の服屋の中で「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」などと言っているのは私たちしかいない。ですから、私たちの企業理念をホラだと受け取るでしょう。しかし、僕は正論だと思っています。孫さんみたいにホラではない(笑)。

柳井氏の力強い宣言に、会場から大きな拍手が沸き起った。

2人の熱いスピーチが終了。いよいよレジェンド大賞の授賞が行わた。

企業家賞の受賞の条件とは
 企業家とは、既成概念に囚われず困難な道に果敢にチャレンジしている経営者。
 ①高い志を持ち、企業家精神を発揮し、新しいことにチャレンジしている。
 ②社会貢献的要素の高い事業を展開、世界ブランドを目指している。
 ⓷斬新な発想を持ち、創造力溢れる新しい経営システムを構築している。


プレゼンターは審査委員長のジャパネットたかた創業者の髙田明氏が務めた。二人には賞状と記念品として加山又造作「千羽鶴」の陶板が手渡された。

 【駆けつけた過去の受賞者も一緒に記念撮影】

過去の受賞者とともに記念撮影

、今年11月18日に開催される25周年記念大会では、エイチ・アイ・エス創業者の澤田秀雄氏と、ジャパネットたかた創業者の髙田明氏がレジェンド大賞に選出されています。
どんな授賞式になるか今から楽しみです。
ぜひ皆様も会場にお越しいただき、お二人の晴れ姿を見届けて頂きたいと思います。

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そしてプレゼンターを務めた髙田氏からは、ねぎらいの言葉と共に、私も長生きをして若者に勇気を与えられる人間になるという宣言が飛び出した。

その後は過去の受賞者が駆けつけ、メッセージを贈った。どの人も孫社長、柳井社長の心震える熱いスピーチに刺激され、気合の入ったメッセージとなった。
最後にお二人の受賞者と揃って記念写真に納まり、熱気に満ちた授賞式は無事終了した。

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